デーブ・スペクター
お題とは逆に私を変えなかった一言話なのだが、それでも私を変えなかったのだから私の未来を変えた一言になるのかもしれない。しかも、その一言は私に向けられたものではなく、テレビの中からスタジオにいる人と視聴者に向けられたジョークであり発信源は、デープ・スペクター。
古い話なので当時の状況ははっきりしないけれど、ワイドショーか何かで英語の勉強方について盛り上がった時、彼が「僕は英語辞書を見て英語を覚えた」と発言。当然、誰かが呆れながら「嘘、嘘」と突っ込んだそのことも憶えている。なのに疑うことを知らなかった純な私は、詰らないジョークを信じ込み辞書をずっと読んでいた――まあ、元々辞書、図鑑の類を読み楽しめる人間なので行為自体は全く苦痛にはならなかった。
信じ込んでいたから疑ったことがなく、あの話がジョークだと気付くには数年を要した。友達とその会話をして自身で悟ったのだ。その友達は大阪人で「こっちの人間は冗談が通用せえへん」と度々嘆いていたのを思い出す。
畢竟、現在に至っても英語は話せないし読めないし書けない。――ま、英語をまともに勉強した覚えがないので当然の結果ではあるが、もしかしたらあの時、デーブ・スペクターのジョークを耳にしなければ今とは違う国際人としての未来があったかと思えば悔やまれます。
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「デーブ・スペクターは俺のダジャレの師匠だ。」(トラック野郎)
「だからいつもサムいのよ!」(元不良少女)
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受信: 2004.07.30 13:10




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